【レビュー】パタゴニアおしゃれTシャツ『レスポンシビリティー』コーデとサイズ感を徹底解説

パタゴニアのブランドロゴは強調しすぎず、シンプルな大人ファッションにさりげなく映えるので嬉しいですよね。

今回は、パタゴニア・スタッフの中でも『一番、着心地が良い』と高い評価の高性能 Tシャツ『レスポンシビリティー』をし徹底解説。

コットン素材の肌触りの良さとナイロン素材のシワになりにくさと速乾性のいいとこ取りをしたハイブリッドTシャツは、シンプルで使いやすいソフトヘヴィな素材で春夏にはよく着ている方を見かけます。

本記事では「やっぱりパタゴニアのレスポンシビリティーTシャツが一番！」と言われる理由を、実際に着用している筆者がレビュー。特徴や魅力、サイズ感、コーディネートを紹介します。

筆者プロフィール
・パタゴニアのサーフィン・アンバサダー、ディヴ・ラストヴィッチに影響を受けパタゴニアを愛用。
・波乗り32年、サーフィンするために湘南へ移住22年目。
・月間27,000PV『サーフ飯ブログ』とフォロワー1.7万人以上のSNSを発信。

パタゴニア2023新作『レスポンシビリティー』の特徴・魅力

『レスポンシビリティー』とはなんぞや？ということですが、

レスポンシビリティー＝責任、責務

です。

つまり、パタゴニアの中で責任を持って作っているTシャツということになります。

そんなパタゴニアのTシャツ『レスポンシビリティー』の魅力を紹介します。

環境にやさしい

パタゴニアはブランドコンセプトに環境改善を掲げています。

レスポンシビリティーTシャツは、コットンの切れ端とリサイクル・ポリエステルを原料にして二酸化炭素を排出しないように生産しているカーボンニュートラルＴシャツです。

リサイクル素材をベースに、パタゴニアでの特徴でもあるブランドロゴやアウトドアテイストなグラフィックで、一点一点に思いを込めたTシャツを展開しています。

シワになりにくい

リサイクル素材と聞いて、素材の強度や質がいまいちかと思いきや、しっかりした品質です。

リサイクルコットンとリサイクルポリエステル50％ずつの混率で作られているため、コットン100％のTシャツよりも扱いやすく、洗った後しわになりにくいのです。

速乾性

薄すぎず厚すぎないソフトヘヴィな厚みのTシャツのため、速乾性もあり、洗った次の日にまた使えるほどタフな生地感。

綿混の特徴である柔らかい肌あたりを残し、ごわごわせず、汗をかいてもすぐ乾くので、気持ちよくさらっと着れるTシャツです。

高い機能性

生地以外にも、ディテール部分もしっかりしています。

襟口周り、肩の縫い目は縫い目の上からテーピング処理をしていて、型くずれしにくく、肌に当たる部分もちくちくしません。

何度も洗っていくうちに伸びてしまう襟口も補強されているので、タフに使いたい方にはおすすめです。

パタゴニア『レスポンシビリティー』の着心地とサイズ感レビュー

ものの良さとは別に気になるのが、サイズ感と着心地です。

パタゴニアは、USサイズで作られているものが多く、大きめのサイズ設定が特徴です。

コーディネートによってどんな着方をしたいかで、選ぶサイズに注意しましょう。

着心地

コットンTシャツよりは柔らかく、ポリエステルTシャツみたいな薄い素材感ではないソフトな厚みのあるTシャツなので、1枚で着ても部屋着感なく存在感のあるコーディネートができます。

サイズ感

基本的には、従来のパタゴニアのサイズ選びと同様、ワンサイズ小さめを選ぶのがいいでしょう。

しかしトップスのため、フィット感を持って着たい方、ちょっとゆったりと着たい方で好みが分かれるので、サイズレビューを書かれている人の着方を参考にしたほうがいいと思います。

公式サイトモデルは185㎝でMサイズ着用。

裾が長めなので、日本のMサイズよりはゆとりのある着こなしになりそうです。

デニムコーデ等で一枚着としてカジュアルファッションをしたい場合におすすめです。

逆にパーカーやシャツのインナーとして使いたい場合は、もうワンサイズ下のサイズにしたほうが、身幅のゆとりがそんなに大きくならず、丈がちょっと短くなるぶんレイヤードがしやすいと思います。

パタゴニア『レスポンシビリティー』おしゃれコーデ

着こなしがそれぞれ違うコーデを紹介します。

リンクコーデ

カップルでのリンクコーデで、サイズ感もわかりやすい。

アウトドアっぽい雰囲気を出して小物で遊んでいます。

縦長にコーディネートを組んでいるので、女性はトップスアウトでも大きく感じません。

男性はトップスインでコンパクトな見え方です。

同じサイズ着用でも雰囲気が変わるので、ユニセックスで使えます。

上下パタゴニアコーデ

パタゴニアの定番コーデと言っても過言ではない上下パタゴニアコーデ。

ボトムスも大人気のバギーショーツを合わせて、サーフテイストな夏のコーディネートです。

シンプルに一枚着のTシャツなので、パンツを目立つカラーにしてコーディネートを引き立たせるのがすてきです。

また、機能性に優れている上下コーデなので、着ていてとても身軽でリラックスできます。

インナー使いコーデ

インナー使いでレスポンシビリティーTシャツを合わせています。

ゆったりとしている身幅なのでフィット感も少なく、薄手のアウターとも相性がいいです。

シンプルなデザインを選べばアウターやボトムスに柄物やカラーを合わせられるので、ベーシックなインナーTシャツとして持っておきたいアイテムです。

小さいサイズを選ぶ場合は、ボトムスをもう少しタイトにしたほうがいいと思います。

きれいめコーデ

トップスインですっきりときれいめなコーデも使いやすいです。

女性のコーディネートでもよく見るのですが、袖がオーバーサイズ気味なのでコンパクトすぎず、ベルトマークすると上側に目線が行くので、足長効果も期待できます。

タウンユースでのコーディネートに使いやすいので、ロゴが目立たないポケットTシャツだとよりシンプルに合わせられると思います。

パタゴニア『レスポンシビリティー』をおすすめする人、おすすめしない人

メンズだけでなく、ユニセックスでも大人気なレスポンシビリティーシリーズ。

パタゴニアのTシャツは、デザインからカラーまで種類が多く、幅広く展開されています。

そのなかでもレスポンシビリティーシリーズは、パタゴニアの環境改善のコンセプトにもしっかり沿ったエコと機能性を重視したアイテムです。

おすすめする人

一番おすすめしたいところは、素材の扱いやすさ。

リサイクルポリエステルが入ってることで、洗濯のしやすさや速乾性、しわになりにくいという利点があります。

その上、コットンTシャツの風合いも兼ね備えているので安っぽくなく、デイリーコーデで使いまわしたい方におすすめです。

そして、クオリティ面の優秀さがあるにもかかわらず、値段がお求めやすいのもおすすめポイントです。

オーガニックコットンやテクニカルTシャツとはまた違うプチプラでハイクオリティなTシャツです。

おすすめしない人

多く見かけるのがこちらのメンズ・P-6ロゴ・レスポンシビリティーTシャツです。

patagoniaのオシャレなロゴが目立ち、一枚着としても「パタゴニアといえばこれ」といわれるほど定番で使いやすいシンプルなTシャツです。

しかし人と被りやすく、ロゴが目立つ分コーディネートの幅は狭まってしまいます。

人と被るのが苦手な方にはおすすめしにくいですが、レスポンシビリティーシリーズはグラフィックの種類が多いので、違うデザインで持ち合わせるか、一枚コーデとレイヤードコーデを挟みながら楽しむのもおすすめです。

パタゴニア『レスポンシビリティー』の口コミ・評判

パタゴニアレスポンシビリティーTシャツには、他製品との種類差もあり、いろいろなレビューがありました。

良い口コミ・評判

このレスポンシビリティー系のTシャツの素材は綿とポリエステルの混合で、ほぼすべてリサイクル素材なので環境配慮もOK。 少し厚地ですがその分丈夫で、首周りも頑丈に作られていて長年着てもなかなかヨレヨレになりません。デザインも定番のロゴのみシンプルなのでいつでもどこでも長く着られます。

https://www.patagonia.jp/reviews/view-all-reviews/?productid=38504

175cm,83kgでLサイズを選択しました。少し大きいくらいの方が空気が通りやすくて快適です。何度洗濯しても縮むこともないし、着心地も変わりません。

https://www.patagonia.jp/reviews/view-all-reviews/?productid=38504

王道で鉄板です。毎年色違いを買ってます。パタゴニアのTシャツはオーガニックよりこちらの方が個人的はしっかりしていて好きです。

https://www.sundaymountain.jp/p/reviews/p06252?pageNo=3

素材感と扱いやすさを気に入られる方が多い印象でした。

悪い口コミ・評判

ホワイトを購入しましたが、 来て開けてビックリ。 水色？ 発送されたカラー間違えてる？ ってくらいの色。 ホワイトには程遠い色合いでガッカリ。 おまけに着心地も良くなくなんだかチクチク感がある。 やっぱりコットンが1番。 これじゃリピートはできません。

https://www.patagonia.jp/reviews/view-all-reviews/?productid=38504

デザインやディテールは好みですが、着心地がチクチクしてストレスです。

https://www.patagonia.jp/reviews/view-all-reviews/?productid=38504

ホワイトが通常の白より青みが強い白色というレビューがいくつかありました。

一度店頭で実物を見て、好みの色か確認したほうがよさそうです。

また、どうしても化繊独特のチクチクが出てくる箇所がありそうなので、届いたら一度洗濯をするか、肌に当たらない程度のゆったりめのサイズを選ぶといいかもしれません。

パタゴニア『レスポンシビリティー』のよくある質問

良いレビューから悪いレビューまでいろいろな声がある中で、気になる質問をまとめました。

「レスポンシビリティ」とは？

環境改善に力をいれてるパタゴニアでよく耳にするアイテムで多いのは「オーガニックコットン」とよばれる農薬を使わず適正な労働機関の中で生産された製品ですが、レスポンシビリティはあまり聞きなれない言葉でした。

言葉の意味は冒頭でもお伝えしてた責任・責務の意味になります。

レスポンシビリティーのTシャツの素材はリサイクル・コットン50％とリサイクル・ポリエステル50％で製造されており、エコな素材と適正な労働基準の工場で製造がおこなわれている物となります。

プチプラファッションに多い劣悪な環境下で、身体に悪い合成繊維を製造していないという証なので、安心して着用できます。

ケア方法は？

リサイクル素材100％のTシャツでタフに使えるアイテムなので、毎日洗濯をしていると若干の毛玉が出てくるようです。

手洗いで優しく洗い、毛玉ケアをすることをおすすめします。

生地感が柔らかいので、着用する上での不快感は少ないと思います。

パタゴニア『レスポンシビリティー』レビューまとめ

これからの季節使うことの多いTシャツなので、毎日のように使えてお手入れが楽な物がいいですよね。

パタゴニアらしいロゴやサイズによっていろいろな着回しができるので、色違いはもちろん、サイズ違いでカップルなどでペアルックにするのもおすすめです。

オーバーサイズでゆるっとしたコーディネートでストリート風に着るのも、フード合わせやレイヤードで使うのもすてきです。

トップスインでウエスト部分に締めポイントを持ってきて、コンパクトなコーディネートを楽しむこともできます。

パタゴニア人気Tシャツ『レスポンシビリティー』は、1枚はマストで持っておきたいTシャツです。